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「覚える」作業を自動化せよ。最強の暗記アプリ「Anki」のカードを、ChatGPTで一瞬にして大量作成する方法

ChatGPTとAnkiを使って英単語カード作成を自動化するイメージ画像
目次

はじめに

こんにちは、Gouです。

医学部受験生や、英検1級・司法試験などの難関資格に挑む人たちの間で、「最強」と呼び声高いアプリをご存知でしょうか?

それが、「Anki(アンキ)」です。

「エビングハウスの忘却曲線」に基づき、脳が忘れかけた絶妙なタイミングで自動的に復習させてくれる、まさに「記憶の外部装置」です。

しかし、この神アプリにはたった一つ、致命的な欠点があります。
それは……「単語カードを一枚一枚作るのが、死ぬほど面倒くさい」ことです。

  • 表面に単語を入力して、
  • 裏面に意味を書いて、
  • 辞書から例文をコピペして……。

100単語登録するのに1時間もかかっていては、勉強する前に力尽きてしまいます。
勉強時間の8割を「作業」に使っていませんか? それは本末転倒です。

今回は、ChatGPTを使って「単語・意味・例文」がセットになったAnkiカードデータを一瞬で作成し、大量インポートする方法を解説します。

なぜ「Anki」が最強なのか?(復習)

Ankiを使ったことがない方のために、少しだけ解説します。

脳科学に基づいた「分散学習」

普通の単語帳は、覚えている単語も覚えていない単語も、同じ頻度で回ってきます。
Ankiは違います。

  • 覚えた単語 → 「1ヶ月後」に出題
  • 忘れた単語 → 「1分後」に出題

AIがあなたの記憶定着度を管理してくれるので、「苦手なものだけ」を効率よく叩き込むことができます。
膨大な知識を詰め込む医学部生や多言語学習者が、こぞって愛用している理由がこれです。

【解決策】ChatGPTに「CSVデータ」を作らせる

Ankiへの入力が面倒なのは、「手作業」だからです。
実はAnkiは、「CSVファイル(カンマ区切りのデータ)」を読み込ませることで、数千枚のカードを一括登録できます。

つまり、ChatGPTに「この単語リストを、Anki用のデータ形式に変換して」と頼めばいいのです。

【コピペOK】Ankiカード大量生成プロンプト

では、実際に私が使っているプロンプトを紹介します。
覚えたい単語リストを用意して、以下の命令文と一緒にChatGPTに投げてください。

プロンプト(コピペ可)
あなたは英語教材作成のプロです。
以下の英単語リストを、暗記アプリ「Anki」にインポートできる「CSV形式」で作成してください。

【対象単語】
(ここに単語リストを貼り付ける。例:apple, run, beautiful...)

【フォーマット】
1列目(表面):英単語
2列目(裏面):日本語の意味<br><br>【例文】<br>(英語の例文)<br>(例文の和訳)

【条件】
・ヘッダー(列名)は不要。
・区切り文字はカンマ(,)。
・改行にはHTMLタグの <br> を使用すること。
・コードブロックで出力すること。

ポイント:例文も自動生成させる

このプロンプトの凄いところは、「例文」までAIに作らせている点です。
単語だけでなく文脈も一緒にカード化できるので、記憶の定着率が段違いです。

【実践】3ステップでインポートする

では、実際に取り込んでみましょう。
※Ankiへのインポート作業は、PC(Windows / Mac)で行うのが基本です。

Step 1:ChatGPTの出力を保存する

プロンプトを入力すると、黒い画面(コードブロック)にデータが出力されます。

ChatGPTが生成したAnkiインポート用のCSVデータ(改行タグ付き)
▲<br>という記号が入っていますが、これはAnki上で「改行」として扱われます。このままコピーしてOKです。

この中身をコピーし、PCの「メモ帳(Windows)」や「テキストエディタ(Mac)」に貼り付け、「anki_import.csv」(または.txt)という名前で保存します。

Step 2:PC版Ankiで「ファイルを読み込む」

PC版のAnki(無料)を起動し、「ファイルを読み込む(Import File)」をクリック。
先ほど保存したファイルを選択します。

設定画面が出ますが、基本的にはそのままでOKです。「読み込む」を押しましょう。

Step 3:スマホと同期する

PC側で登録が完了したら、右上の「同期」ボタンを押します。(*同期するためには登録が必要ですが無料です)
その後、スマホアプリ側のAnkiで同期すれば……

PCで入れたデータがスマホに同期されました。(左)出題画面で単語を確認し、(右)タップすると意味と例文が表示されます。
スマホ版Ankiアプリの学習画面。回答後の評価ボタンが表示されている
▲下のボタンで「記憶の定着度」を選ぶと、最適なタイミングで再出題してくれます。

これで、通勤電車が「最強の暗記タイム」に変わります。

医学部・難関大受験への応用

以前の記事で作った「医療英単語リスト」や、Notionに貯めた「苦手単語リスト」も、この方法なら一瞬でAnkiデッキ化できます。

「覚えたい」と思ったその日に、自分だけのデッキが完成する。
このスピード感こそが、大量の暗記を乗り切る鍵です。

▼医療英単語リストの作り方はこちら

まとめ:暗記も「仕組み」で解決する

「書いて覚える」というアナログな努力も素晴らしいですが、数千語レベルの暗記は「仕組み(システム)」で回さないと間に合いません。

  • データ作成: ChatGPT
  • 復習管理: Anki
  • 記憶する脳: あなた

役割分担をしましょう。
ChatGPT × Anki は、現代の受験生・学習者が持つべき「最強の武器」です。

※なお、AnkiのスマホアプリはAndroid版は無料ですが、iOS版(iPhone)は約4,000円の有料アプリです。
少し高く感じるかもしれませんが、一生使える「第二の脳」が手に入ると考えれば、参考書2冊分より遥かに安い投資ですよ。


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この記事を書いた人

英検1級・TOEIC975ホルダー。
「根性論の英語学習」はもう終わりです。AI(ChatGPT/DeepL)を駆使して、最短距離で英語力をハックする方法を発信中。
英語を「勉強」で終わらせず、キャリアと収入を上げるための「武器」に変える『Smart Skill Lab』管理人。

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