はじめに
こんにちは、Gouです。
「今年こそは英語を話せるようになりたい！」
そう意気込んで、オンライン英会話（DMM英会話やネイティブキャンプなど）に申し込もうとしていませんか？
もしあなたが、「まだ英語を話すことに慣れていない」状態なら、いきなり申し込むのはちょっと待ってください。
厳しいことを言うようですが、準備なしにネイティブとの会話に飛び込むと、9割の確率で挫折します。
- 沈黙が怖くて、愛想笑いで終わる。
- 毎回 “Hello, How are you?” などの自己紹介だけで時間が過ぎる。
- 予約するたびに胃が痛くなる。
私自身、英検1級を取る過程でこの失敗を何度も経験しました。
しかし、今は「AI」があります。
今回は、「オンライン英会話で撃沈しないための、AI（ChatGPT）を使った予行演習ルート」について解説します。
なぜ「いきなりオンライン英会話」は失敗するのか？
オンライン英会話は「試合」です。
野球で言えば、バットの振り方も分からない状態で、いきなりバッターボックスに立つようなものです。
1. 「沈黙」の恐怖に勝てない
人間相手だと、「早く答えなきゃ」というプレッシャーがかかります。
焦ると脳がフリーズし、知っているはずの単語も出てきません。結果、「Sorry…」を連発して自信を喪失するという負のループに陥ります。
2. 「間違い」を指摘してもらえない
講師は優しいので、会話を成立させるために、あなたの文法ミスをスルーして汲み取ってくれます。
これは一見ありがたいですが、学習としては「通じた気になっているだけ」で、いつまで経ってもブロークンな英語が治りません。
3. コスパが悪い
「えーっと…」と考えている時間にも、レッスン料は発生しています。
言葉に詰まる時間をAI相手に済ませておけば、有料のレッスン時間は「流暢に話す練習」だけにフル活用できます。
「AI → 人間」が最強の黄金ルート
私が提案する「Smart Skill Lab流」の英会話学習法はこれです。
「AI（ChatGPT）で壁打ちして、人間（オンライン英会話）で試合する」
いきなり対人戦をするのではなく、まずはChatGPTの音声機能を使って「予行演習」をしてください。これには3つのメリットがあります。
メリット1：何度間違えても「無傷」
AI相手なら、言葉に詰まって5分沈黙しても、同じことを10回聞き返しても、絶対に嫌な顔をされません。
「恥をかかなくていい」という安心感が、発話量を劇的に増やします。
メリット2：その場で「添削」してくれる
以前の記事で紹介したプロンプトを使えば、ChatGPTはあなたの英語をその場で訂正してくれます。
「あ、ここは過去形にすべきだったのか」と気づきを得てから、本番（対人レッスン）に臨めます。
▼ChatGPTをコーチにする設定はこちら
メリット3：話題（スクリプト）を作れる
「何を話せばいいか分からない」という悩みもAIが解決します。
ChatGPTに「オンライン英会話で『趣味』について話したいから、想定問答を作って」と頼めば、台本が出来上がります。
それを練習してからレッスンを受ければ、絶対に盛り上がります。
おすすめの学習ステップ
効率よく英語力を上げるなら、この順番で進めてください。
- 【自主トレ】ChatGPTと会話する（無料）
- 毎日5分〜10分。とにかく口を動かすことに慣れる。
- 【試合】オンライン英会話を受ける（有料）
- 週1回〜2回。AI相手に練習したフレーズが、人間にも通じるか「試す」場として使う。
- 【復習】言えなかったことをDeepL等で調べる
- 悔しかったポイントをAIで調べて、また1に戻る。
このサイクルを回せば、オンライン英会話が「恐怖の時間」から「成果を確認する楽しい場所」に変わります。
まとめ：AIは「転ばぬ先の杖」
「英語は度胸だ！ とにかく外国人と話せ！」という根性論は、もう古いです。
テクノロジーを使えば、傷つかずに、もっとスマートに上達できます。
オンライン英会話を検討している方は、まずスマホのChatGPTに向かって話しかけてみてください。
そこで「意外と話せないな」と思ったら、まずはAI相手に特訓です。
「AI相手なら話せるようになってきたぞ」と思えた時こそ、オンライン英会話の無料体験に申し込むベストタイミングです。
追伸：
AIでの練習を終えて「そろそろ人間と話したいな」と思ったら、「ネイティブキャンプ」がおすすめです。
「予約不要」で「回数無制限」なので、AIと同じように「今すぐ話したい！」というタイミングでレッスンが受けられるからです。
コメント