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独学で英検1級・準1級に受かる。ChatGPTに「エッセイの採点・添削」をさせるプロンプトと学習法

ChatGPTによる英検1級英作文の採点・添削のイメージ画像
目次

はじめに

こんにちは、Gouです。

英検(特に準1級〜1級)や、大学入試の自由英作文において、独学者がぶつかる最大の壁。
それは「自分の書いた英文を、採点してくれる人がいない」という問題です。

  • 「この構成で論理は通じているのか?」
  • 「この単語選びは適切なのか?」

自分では判断できませんよね。
かといって、有料の添削サービスは1回数千円もする上に、返信が来るまで数日待たされることもあります。これでは「量をこなす練習」ができません。

しかし、今は「ChatGPT」があります。
私はChatGPTを「鬼の採点官」に設定することで、この問題を解決し、英検1級のライティングを攻略しました。

今回は、英検の採点基準に基づいて、点数出しからリライトまでを自動化する「魔法のプロンプト」を公開します。

なぜ英作文対策にAIが最強なのか?

「AIの添削なんて信用できるの?」と思うかもしれませんが、ライティング対策に限っては、人間よりもAI(ChatGPT)の方が優れている点が3つあります。

1. フィードバックが「秒」で返ってくる

これが最大のメリットです。
書いた瞬間に採点されるので、自分の思考プロセスが鮮明なうちに復習できます。
「書いて、直して、また書く」。このPDCAサイクルを回すスピードが、人間相手の100倍速くなります。

2. 「採点基準」に忠実でブレない

人間だと、その日の気分や講師の甘さによって評価が変わることがあります。
しかしAIは、指示した「採点基準」に基づいて、常にロジカルに点数をつけます。忖度なしの客観的なスコアを知ることができます。

3. 「上位互換」の表現を教えてくれる

ここが合否を分けます。
「文法的には合っているけど、英検1級としては稚拙(子供っぽい)な表現」を、「より洗練されたアカデミックな表現」に書き換えてくれます。
これを真似するだけで、語彙の点数が劇的に伸びます。

【コピペOK】英検エッセイ採点プロンプト

では、実際に私が使っているプロンプトを紹介します。
以下のコードをコピーして、ChatGPTに貼り付けてください。

プロンプト(コピペ可)
あなたは「英検1級(または準1級)」の厳しい試験官です。
以下の私のエッセイを、本番と同じ厳しさで採点・添削してください。

【採点基準】以下の4観点(各8点満点)で採点してください。
1. 内容 (Content):課題に答えているか、説得力があるか
2. 構成 (Structure):導入・本論・結論の構成、論理展開
3. 語彙 (Vocabulary):高度な単語や熟語が使えているか
4. 文法 (Grammar):多様な文構造を使えているか、ミスはないか

【出力形式】
1. 各項目の点数と合計点(32点満点)
2. 良かった点と、減点の理由(日本語で具体的に)
3. 文法ミスの修正リスト
4. 【重要】私のエッセイを、より高度な語彙・表現を使って「満点レベル」に書き換えた模範解答(ブラッシュアップ版)

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(ここから下に自分のエッセイを貼り付ける)

英検1級 の部分は、あなたの受験級や「医学部入試」などに書き換えてください。

実践!実際に採点させてみた

このプロンプトを使って、実際にChatGPTに採点させてみます。

1. 採点結果が出る

エッセイを入力すると、瞬時に以下のようなフィードバックが返ってきます。

ChatGPTによる英検エッセイの採点結果と講評画面
▲このように項目別に点数化されるので、自分の弱点が一目瞭然です

「内容は良いですが、語彙が少し単純です」といった辛口コメントもくれるので、モチベーションになります。

2. 「満点レベル」への書き換え

そして一番重要なのが、AIが作ってくれる「模範解答(ブラッシュアップ版)」です。

ChatGPTが作成した英検1級レベルの満点エッセイ模範解答
▲「自分の言いたかったこと」を、AIが「英検1級レベルの語彙」で書き直してくれます。これを丸暗記するのが最短の学習法です。

これを読んで、「なるほど、こういう時はこの単語を使えばいいのか!」と盗む。
これが最短でライティング力を上げるコツです。

GrammarlyやDeepLとの使い分け

より完璧を目指すなら、他のツールと組み合わせるのがおすすめです。

  • ChatGPT:文章全体の構成、論理性、採点(マクロ視点)
  • Grammarly:細かいスペルミス、冠詞の抜け、文法チェック(ミクロ視点)

私は、まずGrammarlyでケアレスミスを消してから、ChatGPTに採点させています。
こうすることで、AIに「文法ミスによる減点」をさせず、内容の議論に集中させることができます。

▼Grammarlyの導入法はこちら

まとめ:AIを「疲れを知らない先生」にしよう

ライティング力は、「書いた量」「直された量」で決まります。

生身の先生にお願いすると「こんなに何度も送ったら悪いかな…」と遠慮してしまいますが、AIなら24時間365日、何度提出しても文句ひとつ言わず、即座に採点してくれます。

この環境を使わない手はありません。
英検はもちろん、国公立大学の二次試験(自由英作文)対策としても最強のメソッドです。

ぜひ今日から、ChatGPTを専属コーチにして書きまくってください。合格がグッと近づきますよ。


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この記事を書いた人

英検1級・TOEIC975ホルダー。
「根性論の英語学習」はもう終わりです。AI(ChatGPT/DeepL)を駆使して、最短距離で英語力をハックする方法を発信中。
英語を「勉強」で終わらせず、キャリアと収入を上げるための「武器」に変える『Smart Skill Lab』管理人。

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