はじめに
こんにちは、Gouです。
英語の先生や塾講師の皆さん、今週の授業で使う「長文読解(リーディング)の素材」はもう決まりましたか?
教材作りにおいて、最も頭を悩ませるのがこの「長文選び」だと思います。
- 「過去問はもう使い切ってしまった」
- 「市販の問題集をコピーして配るのは、著作権的に不安」
- 「生徒のレベルや興味に合った長文がなかなか見つからない」
自分でゼロから英文を書くのは時間がかかりすぎますし、ネット記事をそのまま使うのもリスクがあります。
そんな先生方に朗報です。
ChatGPTを使えば、「著作権フリー」のオリジナル長文問題を、「生徒のレベルや興味に合わせて」無限に生成することができます。
今回は、「関係代名詞を使って」「テーマは環境問題で」といった細かいオーダーに応えてくれる、最強の教材作成術を公開します。
なぜ長文作成をAIに任せるべきなのか?
「AIが書いた文章なんて、教材として使えるの?」と不安に思うかもしれません。
しかし、実際に英検1級の私が検証した結果、以下の3つの点で「既存の教材よりも使い勝手が良い」と断言できます。
1. 「著作権フリー」だから使い放題
これが最大のメリットです。
現在、AIが生成した文章に著作権の制約は基本的にありません(※各AIの規約による)。
そのため、塾のオリジナル教材として印刷して配ったり、Web上の課題として配信したりすることが、気兼ねなくできます。
2. 生徒の「レベル・興味」に合わせられる
「サッカー部の生徒には、サッカーのルールの歴史を読ませる」
「理系の生徒には、最新の宇宙開発の話を読ませる」
こうすることで、生徒の食いつきが劇的に変わります。
また、難易度も「英検3級レベル」「共通テストレベル」と指定すれば、AIが語彙レベルを自動調整してくれます。
3. 「特定の文法」を盛り込める
これがAIの真骨頂です。
「現在完了形を習ったばかりだから、現在完了形がたくさん出てくる長文を読ませたい」
そんなニッチな要望も、プロンプト(命令文)ひとつで叶います。
【コピペOK】オリジナル長文生成プロンプト
では、実際に使えるプロンプトを紹介します。
以下の条件を、作りたい教材に合わせて書き換えてChatGPTに入力してください。
あなたはプロの英語教材作成者です。
以下の条件で、高校生向けの「英語長文読解問題」を作成してください。
【条件】
1. テーマ:AIと未来の仕事について
2. レベル:英検2級(高校卒業)程度
3. 語数:約200〜250単語
4. 必須要素:関係代名詞(who, which)を最低3回使用すること。
【出力内容】
1. 英文タイトルと本文
2. 全訳(日本語)
3. 文中で使われた重要単語リスト(5つ)実践!長文を作ってみた
実際にこのプロンプトを使って生成してみます。



読んでみると分かりますが、指定した「関係代名詞」が自然に盛り込まれており、論理構成もしっかりしています。
日本語訳と単語リストもセットで出てくるので、解説プリントを作る手間も省けます。
さらに「設問(Q&A)」も作らせる
長文だけでは教材になりません。理解度をチェックする「設問」もAIに作らせましょう。
長文が出力された後に、続けてこうお願いします。
追加プロンプト:
「この本文の内容に基づく、4択の内容一致問題を3問作ってください。解答と、なぜそれが正解なのかの解説もつけてください」
すると……

ここまで所要時間は約1分。
今まで1時間かけて探していた教材が、コーヒーを淹れている間に出来上がります。
【英検1級の視点】AIの英語は自然なのか?
先生方が一番気にされるのは「英語としての自然さ」だと思います。
結論から言うと、GPT-5などの最新モデルを使えば、教科書レベルの英語としては極めて自然です。
文法ミスはほぼありませんし、論理破綻も稀です。
ただし、ごくたまに「文脈的に少し硬い表現」や「不自然なコロケーション」が出ることがあります。
ですので、「そのまま印刷」するのではなく、先生が最後にサッと目を通して監修(チェック)するのがベストな使い方です。
先生の役割は、ゼロから作る「作成者」から、AIの成果物をチェックする「編集長」へと変わります。
まとめ:教材作りは「自動化」して、指導に熱を込めよう
英文をタイピングしたり、ネットで著作権フリーの画像を探したりする時間は、もう必要ありません。
AIで作った土台の上に、先生の「解説」や「生徒へのフィードバック」という魂を吹き込んでください。
それが、これからの時代の教育者の働き方です。
この「長文作成」と、前回の「単語テスト作成」を組み合わせれば、授業準備の時間は半分以下になります。ぜひ試してみてください。
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