はじめに
こんにちは、Gouです。
医学部生や大学院生、あるいは海外と取引のあるビジネスマンの皆さん。
こんなシチュエーションに絶望したことはありませんか?
- 「来週までに、この英語論文(20ページ)を読んでまとめておいて」
- 「海外ツールのマニュアル(英語PDF)、とりあえず目を通しておいて」
分厚い英語の資料を渡された時、真面目に1ページ目から辞書を引いて読んでいませんか?
それは、AI時代においては「最も効率の悪い時間の使い方」です。
「ChatPDF(チャットピーディーエフ)」を使えば、PDFファイルをドラッグ&ドロップするだけで、AIが中身を瞬時に理解し、あなたの質問に日本語で答えてくれます。
英語の資料は、もう「読む」ものではありません。「AIにインタビュー(会話)して情報を引き出す」ものです。
今回は、英語リーディングの時間を9割削減する、最強の時短術を解説します。
ChatPDFとは?(PDF専属の通訳)
ChatPDFは、その名の通り「PDFとチャットができるツール」です。
ファイルをアップロードすると、その内容を学習した専用のAIが立ち上がり、どんな質問にも答えてくれます。
DeepLとの決定的な違い
「翻訳ならDeepLでいいじゃん」と思うかもしれませんが、役割が違います。
- DeepL:全文を日本語にする(読む量は変わらない)。
- ChatPDF:必要な情報だけを抜き出す(読む量が激減する)。
「全体をざっと訳して読む」のではなく、「結論だけ知りたい」「実験データだけ知りたい」という時に、圧倒的な威力を発揮します。
【実践】医学論文を3分で理解する手順
では、実際に英語の論文(または長文の資料)を読んでみましょう。
登録不要・無料で試せます。
Step 1:PDFを放り込む
ChatPDFのサイトを開き、英語のPDFファイルをドラッグ&ドロップします。
数秒で解析が完了します。

Step 2:日本語で質問する
チャット欄に、日本語で聞きたいことを入力します。
- 「この論文の結論を3行でまとめて」
- 「実験の対象者は誰?」
- 「著者が主張する懸念点は?」
すると、AIがPDFの中から答えを探し出し、日本語で回答してくれます。

Step 3:ソース(根拠)を確認する
ここがChatPDFの最も優れた点です。
回答の文末に、小さく「ページ番号(p.5など)」が表示されます。
これをクリックすると、左側のPDFビューワーが「まさにその記述があるページ」に自動でスクロールし、該当箇所をハイライトしてくれます。

【コピペOK】情報を引き出す「尋問プロンプト」
漫然と「要約して」と言うだけでは、浅い情報しか得られません。
英検1級の私が実践している、骨の髄まで情報をしゃぶり尽くすための「尋問プロンプト」を紹介します。
1. 概要把握
「この文書の主な目的と、想定されているターゲット読者は誰ですか?」
2. データ抽出
「文中に記載されている統計データや数値を、箇条書きでリストアップしてください」
3. 批判的読み
「この研究(または提案)における限界点(Limitations)や課題は何ですか?」
特に「数値のリストアップ」は、医学論文や決算資料を読む際に最強の時短になります。
NotebookLMとの使い分け
以前の記事で紹介したGoogleの「NotebookLM」も似たツールですが、私は以下のように使い分けています。
- ChatPDF:
- 「1つのPDF」をサクッと速読したい時。
- 登録不要で、手軽さ重視。(スピード型)
- NotebookLM:
- 「複数の資料」をまとめて分析・教材化したい時。
- じっくり研究・準備する時。(パワー型)
▼NotebookLMの活用術はこちら

まとめ:情報は「探す」ものではなく「聞く」もの
これからの時代、資料を「全部読む」必要はありません。
AIに下読みさせて、「自分にとって重要な部分」だけを人間が精読する。
この「メリハリ」こそが、情報の洪水に溺れずに、知的生産性を高めるコツです。
手元に「積読(つんどく)」になっている英語のPDFはありませんか?
今すぐChatPDFに投げて、会話を始めてみてください。3分後には、その資料の全てを理解できているはずです。
あわせて読みたい
論文に出てくる専門用語(医療単語など)を効率よく覚えたい方は、こちらの記事も参考にしてください。


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