はじめに
こんにちは、Gouです。
ふとした疑問を持った時、たとえば「コーヒーは本当に健康に良いのか?」とGoogleで検索したことはありますか?
すると、「健康に良い!」というブログもあれば、「飲み過ぎは毒だ!」という記事もあり、「結局、どっちが正解なの?」とモヤモヤしたまま終わることが多いですよね。
個人の感想レベルならそれでも良いですが、医学部受験の小論文や、大学のレポート、あるいはビジネスの提案書において、「ネットに書いてありました」では通用しません。
求められるのは、「科学的根拠(エビデンス)」です。
そこで使うべきなのが、論文検索AI「Consensus(コンセンサス)」です。
これは、2億本以上の学術論文をAIが横断検索し、「科学的な合意(結論)」をたった10秒で提示してくれる神ツールです。
今回は、感想ではなく「事実」を武器にするための、最強のリサーチ術を解説します。
Consensusとは?(論文版Google)
Consensusは、質問を投げると、査読付きの学術論文(Papers)だけをソースとして回答を作成するAI検索エンジンです。
他のAIツールとの決定的な違い
私は目的によって、以下のように使い分けています。
- ChatGPT:アイデア出し、会話(たまに嘘をつくのでリサーチには不向き)
- Perplexity:最新ニュースやWeb記事を含めた検索(速報性重視)
- Consensus:「論文」しか見ない。(信頼性特化)
「信頼できる情報」だけを抽出したい時、Consensusの右に出るものはありません。
▼ニュース検索ならPerplexityが最強

神機能「Consensus Meter」で結論が一目瞭然
Consensusの最大の特徴は、検索結果を「メーター(グラフ)」で可視化してくれる点です。
例えば、“Does creatine improve cognitive function?”(クレアチンは認知機能を改善するか?) と検索してみます。
すると、トップ画面にこんな表示が出ます。

- Yes:70%
- No:10%
- Possibly(可能性あり):20%
このように、論文を一つ一つ読まなくても、「科学界ではどう思われているか(コンセンサス)」が一瞬で把握できるのです。
【実践】医学部小論文の「ネタ」を探す
医学部受験生や大学生にとって、このツールは「魔法の杖」です。
例えば、「AI診断は医師より正確か?」というテーマで小論文を書くとします。
Consensusで “Is AI diagnosis more accurate than human doctors?” と検索してみましょう。

すると、
- 「画像診断においてはAIが勝る」という論文
- 「希少疾患の診断では人間が必要」という論文
の両方が見つかります。
これらを組み合わせれば、「AIは万能だ」という浅い意見ではなく、「画像診断など特定の領域ではAIを活用しつつ、最終判断は医師が行うべきだ」という、エビデンスに基づいた深みのある論述が書けるようになります。
英語が読めなくても大丈夫
「論文なんて英語で読めないよ…」という方も安心してください。
Chromeの翻訳機能や、以前紹介したImmersive Translateを使えば、日本語でサクサク読めます。
▼英語サイトを日本語で読む方法

【応用】「Copilot」機能で要約させる
検索結果が出たら、画面左側の「Copilot(コパイロット)」機能を使いましょう。
チャット形式で、さらに深掘りできます。
- 「この結果を、高校生にも分かるように日本語で要約して」
- 「肯定派と否定派、それぞれの主な主張は?」
まるで専門家にインタビューするように、論文の要点を引き出すことができます。
まとめ:感想ではなく「事実」を語れる人になろう
これからの時代、価値があるのは「誰かが書いたまとめ記事(二次情報)」ではなく、「研究データに基づいた事実(一次情報)」です。
Consensusを使えば、誰でも科学の最前線にアクセスできます。
学生の方はレポートの質を上げるために。
ビジネスマンの方は説得力のある提案をするために。
ぜひ「エビデンス・ベース」で語れるようになってください。

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