はじめに
こんにちは、Gouです。
「毎日英語の動画を聞き流しているのに、ちっとも聞き取れるようにならない……」
そんな悩み、抱えていませんか?
厳しいことを言うようですが、ただ「聞く」だけでは、リスニング力は頭打ちになります。
人間の脳は、「自分が発音できない音」を「雑音」として処理するようにできています。
逆に言えば、「自分の口で発音できる音」は、魔法のようにクリアに聞こえるようになるのです。
今回は、私が英検1級のリスニング満点を取るために実践した、YouTubeとAIを使った「本気のシャドーイング」の具体的な手順を解説します。
なぜ「シャドーイング」が最強の学習法なのか?
シャドーイング(Shadowing)とは、聞こえてくる音声のすぐ後ろを、影(Shadow)のように追いかけて発音するトレーニングです。
リスニングとスピーキングが同時に伸びる
ネイティブの英語が聞き取れない最大の原因は、「音の連結(リエゾン)」や「リズム」を知らないからです。
シャドーイングでネイティブの真似をすることで、このリズムが体に染み込み、結果として「英語耳」と「流暢な発音」が同時に手に入ります。
教材は「YouTube」がベスト
市販の教材は「退屈」です。眠くなります。
YouTubeなら、自分の興味のある動画(TED、ガジェット紹介、インタビューなど)を使えるので、飽きずに続けられます。
▼おすすめのYouTubeチャンネルはこちら

準備:Chrome拡張機能で環境を整える
YouTubeでシャドーイングをするなら、前回の記事で紹介した「Language Reactor」は必須です。
これがないと、「巻き戻し」や「字幕確認」に手間取り、効率が10分の1に落ちます。
▼まだ入れていない方はこちら

【実践】英検1級流・シャドーイングの5ステップ
いきなりシャドーイングをするのはNGです(難しすぎて挫折します)。
私は以下の5ステップで、負荷を調整しながら進めています。
Step 1:精読(意味理解)
まずは動画を通して見ます。
日本語字幕を見てもいいので、「何を言っているか(意味)」を完全に理解してください。意味が分からない言葉を唱えても、お経と同じで効果はありません。
Step 2:マンブリング(小声)
次は、英語字幕を見ながら、「ボソボソと小声」で音声についていきます。
口の動きとリズムを確認するのが目的です。
★ここがコツ:
口が回らなかった箇所は、Language Reactorの「Aキー」を押して、その一文を何度もリピート再生してください。言えるようになるまで繰り返します。
Step 3:シンクロ・リーディング(被せ読み)
字幕を見ながら、音声と「完全に同時」に、普通の声量で読み上げます。
ズレずに読めるようになるまで、何度も繰り返します。
Step 4:シャドーイング(字幕なし)
ここが本番です。
字幕を隠して(または見ずに)、耳だけを頼りに、音声から0.5秒遅れて発音します。
これができれば、その英語は完全にあなたのものになっています。
【裏技】自分の発音を「Otter」に聞かせる
「一生懸命シャドーイングしてるけど、この発音で合ってるのかな?」
独学だと、正解がわからなくて不安になりますよね。
そんな時は、自分のシャドーイング音声を、AI議事録アプリ「Otter.ai」に聞かせてみましょう。
判定方法
- PCでYouTubeを再生し、シャドーイングをする。
- 手元のスマホで「Otter」を起動し、自分の声を録音する。
- Otterが書き起こした英文が、YouTubeの字幕と一致していれば合格!

もし変な文章になったら、それは発音が甘い証拠です。
「AIに認識してもらう」というゲーム感覚を取り入れると、辛い練習も楽しくなります。
▼Otterの使い方はこちら

まとめ:口を動かした時間だけ、英語は伸びる
「1日30分聞き流すだけ」という甘い言葉に騙されないでください。
英語力は、「口を動かした時間」に比例して伸びます。
1日10分で構いません。
PCの前でブツブツと英語を呟く「怪しい人」になってください。
その毎日の10分が、1年後には「字幕なしで映画が見れる」「会議で堂々と発言できる」という未来に繋がります。

コメント