「英語の配点が高いって聞くけど、国際医療福祉大学の英語って結局どう対策すればいいの?」
「マーク式なのに文法と語句整序が全然解けない……長文も5題あって時間が足りない」
こう感じている受験生は少なくありません。国際医療福祉大学医学部は、英語が個別学力試験600点満点のうち200点を占める「英語重点校」です。しかも医学部では珍しく、文法・語句整序・誤り指摘がマーク式で重く問われます。長文中心の対策だけでは、ここで足元をすくわれます。
私はGou。英検1級・TOEIC 990点を持つ現役予備校講師(指導歴20年)として、私立医学部の英語入試を200校以上分析してきました。この記事では、国際医療福祉大学の英語を「大問別」に攻略し、AIを使って効率的に得点源へ変える方法を解説します。
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【2026年度最新】国際医療福祉大学英語の全体像と「英語重視」の真実

試験時間・配点・形式の基本データ
まずは数字で全体像をつかみましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 80分 |
| 英語配点 | 200点(個別学力試験600点満点) |
| 数学・理科 | 各200点(数学・理科2科目) |
| 解答形式 | オールマーク式(5題) |
| 一次合格最低点 | 391.8点/600点(65.3%・2026年度) |
| 小論文・面接 | 二次試験で実施 |
英語・数学・理科がそれぞれ200点ずつ。一見フラットに見えますが、ここに落とし穴があります。理科は2科目で200点なので「1科目あたり100点」。それに対して英語は単独で200点です。つまり、1科目としての重みは英語が最大級なのです。
なぜ英語200点が合否を分けるのか
「国際」を冠する大学だけあって、英語は質・量ともにハードです。80分で大問5題、合計で約2,300語の英文を処理する必要があります。
ポイントは、英語が「差をつけやすい科目」だということです。数学や理科は1問の配点が大きく、解けるか解けないかで乱高下しがちです。一方、英語はマーク式で設問数が多いため、実力どおりの安定した得点になりやすい。つまり、英語をしっかり固めておけば「崩れにくい得点の柱」になります。逆に対策が甘いと、ライバルに静かに差をつけられます。
Gou私が見てきた合格者は「英語を安定した得点源にした人」が多数派です。数学が水ものになりがちな医学部入試だからこそ、英語の安定感が合否を左右します。
大問別・完全攻略法(オールマーク式5題)
国際医療福祉大学の英語は、大きく「文法・語句整序・誤り指摘(大問1〜3)」と「長文読解(大問4〜5)」に分かれます。それぞれ攻略法が異なるので、分けて対策しましょう。
| 大問 | 内容 | 語数/形式 | 目安時間 |
|---|---|---|---|
| 大問1 | 文法・語法 | 短文空所補充 | 約8分 |
| 大問2 | 語句整序 | 並び替え | 約10分 |
| 大問3 | 長文+誤り指摘 | 約700語 | 約20分 |
| 大問4 | 長文読解 | 約800語 | 約20分 |
| 大問5 | 長文読解 | 約800語 | 約18分 |
| 見直し | マークずれ確認 | — | 約4分 |
大問1・2:文法・語句整序で差をつける
医学部入試で「独立した文法問題」が出る大学は意外と少数派です。だからこそ、ここを固めると差がつきます。
大問1(文法・語法)の頻出テーマ
- 仮定法(if節の時制と帰結節の一致)
- 関係詞(関係代名詞 vs 関係副詞)
- 準動詞(to不定詞 vs 動名詞の意味差)
- 助動詞+have+過去分詞(must have / should have など)
- 比較・倒置・接続詞 vs 前置詞
これらは「知っていれば即答、知らなければ手も足も出ない」典型的な知識問題です。『Next Stage』や『Vintage』などの文法・語法問題集を1冊完璧にすれば、十分に対応できます。
大問2(語句整序)の解き方3ステップ
- まず文全体の骨格(主語と動詞)を確定する
- 動詞の語法(後ろにto do か doing か)を決める
- イディオムや比較構文など「固まりで動く部分」を先に作る
語句整序は「なんとなく」並べると必ずミスします。SVを軸に、文法ルールで一つずつ確定していくのがコツです。
大問3:誤り指摘(文法+文脈)の攻略
大問3は長文の中に誤りが含まれており、それを指摘する形式です。注意したいのは、誤りが「文法的なもの」だけでなく「文脈的なもの」も混じる点です。
文法的な誤りの狙われ方
- 主語と動詞の数の一致(長い主語で核心語を見失う)
- 時制のズレ(前後の文との時間軸の不一致)
- 前置詞・冠詞の誤用
文脈的な誤りの狙われ方
- 前後の論理と矛盾する語(肯定すべき文脈でnotが入っているなど)
- 指示語が指す内容のズレ
文法だけに頼ると文脈的な誤りを見逃します。「文単位の文法チェック」と「段落単位の論理チェック」を両方走らせる意識が必要です。この誤り指摘は、関西医科大学の誤文訂正とも共通する力が問われます。あわせて対策しておくと効率的です。
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大問4・5:800語長文を時間内に処理する速読術
大問4・5はそれぞれ約800語の長文読解です。テーマは医療・科学・環境が中心。設問は内容真偽・空所補充・下線部の意味選択などです。
80分で5題を解くには、長文1題を20分前後で処理する速度が必要です。日本語に訳しながら読んでいては間に合いません。鍵となるのが「スラッシュリーディング」です。
意味のまとまり(句・節)ごとに区切り、英語のまま前から意味を取っていきます。
The new policy / aims to reduce / carbon emissions / by promoting /
renewable energy sources / across the region.
このように左から右へ読み進め、わからない単語があっても文脈で推測して止まらない。この習慣が速読力を作ります。設問を先に読んで「何を探すか」を決めてから本文に入ると、さらに効率が上がります。
他大学のマーク式・速読型の入試と比較すると、時間配分の感覚がつかみやすくなります。




AIを使った文法・語彙の超効率学習法
国際医療福祉大学の英語対策は、AIと相性抜群です。特に文法問題と誤り指摘は、AIに無限の演習問題を作らせることができます。
ChatGPT/Claudeで文法問題を無限生成
文法問題集を1周し終えたら、AIで弱点に絞った追加演習をしましょう。
プロンプト例:
医学部入試レベルの英文法4択問題を10問作成してください。
- テーマは「仮定法・関係詞・準動詞・比較」からランダムに
- 各問に正解と日本語の解説をつける
- 選択肢は紛らわしいダミーを含める
間違えた分野だけをAIに伝えて再生成すれば、自分専用の弱点克服ドリルが無限に手に入ります。
誤り指摘トレーニングの自動化
誤り指摘は専用問題集が少なく、演習量を確保しにくい分野です。ここでもAIが活躍します。
プロンプト例:
医療・科学テーマの英文(5〜6文)を作成し、その中に1か所だけ
文法または文脈の誤りを混ぜてください。
私が誤りを指摘したら、正解と理由を教えてください。
誤りのタイプ(文法/文脈)も明示してください。
このように対話形式で進めると、誤りを探す「目」が鍛えられます。AIに理由を説明させることで、文法知識も同時に定着します。
スタディサプリ(大学受験)
関先生の英文法・長文講座は、国際医療福祉大で重く問われる文法・語法を体系的に固められます。月額2,000円台で医学部対策までカバーできるコスパは、指導歴20年の私が本気で推薦します。
合格への学習ロードマップ


基礎固め期(〜9月)
国際医療福祉大学の英語は「文法力」と「速読力」の二本柱です。この時期に両方の土台を作ります。
4〜6月:文法と語彙を固める
- 文法: 『Next Stage』または『Vintage』を1周。間違えた問題に印をつけ、2周目は印だけ反復
- 語彙: 『システム英単語』『速読英単語 必修編』など標準レベルを1冊完璧に
- 医療語彙: LINE特典の「医療・科学英単語50語」を毎週10語ずつ
7〜9月:語句整序と長文に着手
- 語句整序: 『英語整序問題』系の問題集で「SVを軸に組み立てる」練習
- 長文: 『やっておきたい英語長文700』で週3本、スラッシュリーディングで演習
実戦演習期(10月〜入試前日)
10〜11月:過去問分析→弱点補強
国際医療福祉大学の過去問を2〜3年分解き、以下を記録してください。
- 大問別の正答率(特に文法・語句整序・誤り指摘)
- 80分で5題を解き切れたか(時間オーバーの大問はどれか)
- 繰り返し間違える文法分野
記録から弱点を特定し、AIドリルで集中的に潰します。
12月〜入試前日:時間配分を体に染み込ませる
- 週1回、本番と同じ80分で5題を通しで解く
- 「文法・語句整序は速く、長文は丁寧に」のリズムを固定
- 前日は新しい問題を解かず、文法パターンと単語リストで最終確認



文法問題は直前期に最も伸びる分野です。長文の速読は時間がかかりますが、文法・語句整序は「詰め込み」が効きます。最後まで諦めずに固めましょう。
まとめ:国際医療福祉大学英語はこう攻略する
要点を整理します。
試験データ
- 試験時間80分、英語200点(個別600点満点中)
- オールマーク式5題、約2,300語を処理
- 一次合格最低点は391.8/600点(65.3%)
大問別の攻略ポイント
- 大問1・2(文法・語句整序): 文法問題集1冊を完璧に。SVを軸に組み立てる
- 大問3(誤り指摘): 文法チェックと論理チェックを両方走らせる
- 大問4・5(長文): スラッシュリーディングで1題20分。設問先読み
学習ロードマップ
- 〜9月: 文法・語彙の土台 → 語句整序・長文へ
- 10月以降: 過去問分析 → AIドリルで弱点補強 → 時間配分の固定化
国際医療福祉大学は「英語が合否を分ける」大学です。逆に言えば、英語を安定した得点源にできれば、それが合格への最短ルートになります。文法という「やれば伸びる」分野が重いのは、努力家にとって大きなチャンスです。
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