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東京慈恵会医科大学 医学部英語|2026年度から英訳が消えた。新形式「長文3題60分」を攻略する完全ガイド

東京慈恵会医科大学医学部英語 傾向と対策 2026年度新形式完全攻略ガイド

「慈恵の英語は英訳が難しいと聞いていたのに、2026年度の過去問を見たら英訳が一問もない。いったい何が変わったのか?」——この疑問を持った受験生は少なくないはずです。

東京慈恵会医科大学は私立医学部の中でも慶應義塾・日本医科大学と並ぶ最難関トップクラス。その英語が2026年度から大きく変わりました。従来の英訳問題が廃止され、大問が4題から3題に減少。60分という短い試験時間に長文読解3題+英作文という、より「読解精度」に特化した形式に刷新されました。

この変化を知らずに旧形式の対策だけをしていると、本番で大きく出遅れます。本記事では、予備校講師として20年・英検1級ホルダーのGouが、2026年度新形式の分析から最短攻略法まで、すべて解説します。


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目次

2026年度から何が変わったのか

東京慈恵会医科大学英語 新旧形式比較と大問構成まとめ

旧形式 vs 新形式の比較

まず2026年度の変更点を旧形式と比較して整理します。

項目 旧形式(〜2025年度) 新形式(2026年度〜)
試験時間 60分 60分(変更なし)
大問数 4題 3題
英訳問題 あり(伝統的出題) 廃止
和訳問題 あり 廃止
設問の言語 一部日本語 全て英語
英作文 長文内に組み込み 長文内に継続出題
長文テーマ 医療・生命科学系 医療・生命科学・倫理系

時間は変わらず60分のまま、問題数が1題減りました。しかし「楽になった」と考えるのは早計です。設問の指示が全て英文になったことで、設問を読む負担が増しています。また英訳がなくなった分、残った3題の長文がより重要で、1題の失敗が致命傷になります。

なぜ英訳を廃止したのか

私の見立てでは、2つの理由があります。

第一に、英訳問題は採点に時間とコストがかかるという実務的な理由。第二に、医師に求められる英語力の本質が「英訳能力」よりも「医療英語の読解・運用力」に変化している、というトレンドへの対応です。

英訳がなくなったからといって英作文の対策をやめてはいけません。長文の内容を受けて100語程度で自分の意見を述べる問題は継続されており、こちらの方が実際の医療現場で使う英語力に近いと言えます。

Gou

慈恵の英語の本質は「本文に何が書いてあるかを正確に追う力」です。これは旧形式でも新形式でも変わりません。英訳廃止で見かけ上は易しくなったように見えますが、長文の読解精度に求められるレベルは変わっていないと認識してください。


大問別の傾向と攻略ポイント

大問の基本構成(2026年度新形式)

項目 内容
配点 英語100点(1次試験400点中)
大問 長文3題
長文の語数 1題あたり400〜600語
出題形式 内容真偽・空所補充・同意語彙・英文内英作文
設問言語 全て英語
難易度 高(英検準1級〜1級レベル)

内容真偽問題:本文と「一致しない」選択肢を見抜く

長文3題それぞれに内容真偽問題が出題されます。「本文の内容に一致するものを選べ」という形式ですが、慈恵の難しさは紛らわしい選択肢の作り込みにあります。

本文の表現を言い換えた選択肢の中に、1〜2語だけ変えた「ほぼ正解」がひっかけとして入っています。パラグラフを「なんとなく読んでわかった」レベルでは引っかかります。正確に本文に戻る習慣と、設問の選択肢を1語単位で検証する精度が必要です。

対策: 長文を読んだ後、設問の選択肢を必ず本文の該当箇所に戻って照合する練習を徹底してください。「感覚で合ってそう」の解答は排除する意識が合否を分けます。

同意語彙問題:語源と文脈から推測する力

下線が引かれた語句と「同じ意味の語句」を4択から選ぶ問題です。語彙レベルが高く、医療・生命科学系の専門用語が含まれることもあります。

対策の2つの柱:

語源学習:接頭語・接尾語・語根を知っておくと、初見の単語でも意味が推測できます。たとえば「im-」は否定、「-ology」は学問分野、「path-」は病気・苦しみを意味します。

文脈からの推測:単語の意味が分からなくても、その語が含まれる文全体の文脈から正解を絞り込む練習をします。選択肢を文に当てはめて「文脈が成り立つか」を確認する方法が有効です。

空所補充問題:論理的なつながりを読む

長文中の空所に適切な語句や文を入れる問題です。文法的な正確さよりも、段落の論理的なつながりを読む力が問われます。

空所の前後の接続詞・副詞(however, therefore, consequently, in contrast など)に着目することが最初の手がかりになります。段落の主旨を把握したうえで、論旨を「壊さない」選択肢を選ぶ思考が必要です。

英文内英作文:100語で医療の問いに答える

長文の内容を受けて、自分の意見・理由・具体例を100語程度で書く問題は、慈恵英語の最大の差別化ポイントです。

過去に出題されたテーマ例:
– 「患者が自分の治療に対して積極的な態度を取ることの利点と課題」
– 「医学の進歩がもたらす倫理的なジレンマ」

医療倫理の文脈で、自分の考えを英語で論理的に述べる力が問われます。テンプレートに沿って書き、AIで即日添削する習慣が最も効率的な鍛え方です。

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長文テーマの傾向と背景知識インプット

慈恵英語の長文は「医療×倫理」が主戦場

東京慈恵会医科大学の長文テーマは、純粋な医療・科学情報だけでなく、その社会的・倫理的な側面まで踏み込んだ内容が多いのが特徴です。

テーマカテゴリ 過去の出題例
医療倫理 インフォームドコンセント・患者の意思決定・終末期医療
免疫・生命科学 免疫療法・幹細胞研究・遺伝子治療の現状と課題
公衆衛生 感染症対策・ワクチン政策・健康格差
医療とテクノロジー AI診断・ロボット手術・医療データ活用の倫理
精神保健 メンタルヘルス・ストレスと身体疾患の関係

これらのテーマは、医師として必要な「医療の倫理的側面を考える力」を問うものです。英語の知識だけでなく、医療倫理の基礎的な知識を持っているかが読解速度に直結します。

Gou

慈恵の英語長文は、読んで「なんとなくわかった」では得点できません。インフォームドコンセントとは何か、免疫療法がどういう仕組みか——こういった背景知識を持って読む受験生と、初見で読む受験生では、同じ英語力でも読解速度が大きく変わります。


60分で長文3題を制する時間配分戦略

東京慈恵会医科大学医学部英語 60分時間配分ロードマップ

60分で長文3題+英作文は、非常にタイトなスケジュールです。以下のタイムテーブルを守ることが合格ラインへの条件になります。

大問 内容 目標時間
大問Ⅰ 長文読解①(内容真偽・空所補充) 18分
大問Ⅱ 長文読解②(同意語彙・空所補充) 18分
大問Ⅲ 長文読解③+英文内英作文(100語) 20分
見直し 全体確認 4分

最重要ルール: 英作文は大問Ⅲに含まれているため、長文読解に時間を使いすぎると英作文がほぼ白紙になります。英作文に最低10分は残すことを意識してください。

得点目標(100点中):

私立医学部御三家クラスでは英語で50点(50%)が1次試験通過の目安ラインとされています。ただし合格者平均はそれ以上で、英語で差をつけようとするなら60〜70点を目指す必要があります。

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AIを使った慈恵医大英語の最短対策法

ChatGPT/Claudeで医療倫理の背景知識を10分でインプット

慈恵の長文テーマを事前に予習するだけで、読解速度が体感で2〜3割上がります。

私は東京慈恵会医科大学医学部の英語入試対策中です。
以下のテーマについて、英語長文を読む際に役立つ背景知識を
日本語で300文字程度でわかりやすく説明してください。
また、このテーマで頻出する医療英語キーワードを10個リストアップしてください。

テーマ: [「インフォームドコンセントの現代的課題」など]

テーマを「免疫療法と副作用」「AIによる診断支援の倫理問題」「終末期医療における患者の意思決定」などに変えながら、毎日1テーマずつ予習します。

英文内英作文をAIで即日添削する

英作文を書いたら、以下のプロンプトで即座にフィードバックを得られます。

あなたは東京慈恵会医科大学医学部の英語入試を専門とする英語講師です。
以下の英作文を100点満点で採点し、改善案を出してください。

採点基準:
①内容の適切さ(題意に沿っているか)30点
②論理構成(意見→理由→具体例→結論)30点
③文法・語法の正確さ 20点
④語彙の多様性・適切さ 20点

改善した模範解答(100語程度)も付けてください。

【私の英作文】
(ここに貼り付ける)

毎日1題書いてAIに添削してもらう習慣が、英作文力を最短で引き上げる方法です。


3ヶ月合格ロードマップ

1ヶ月目:語彙・医療背景知識の土台固め

取り組み
1〜2週目 単語帳(システム英単語・医系英単語)で語彙を強化
3週目 AIで医療倫理・生命科学テーマの背景知識を毎日1テーマインプット
4週目 英検準1級レベルの長文問題集で精読訓練を開始

2ヶ月目:長文読解精度と英作文の強化

取り組み
1〜2週目 慈恵の過去問3年分を60分で通し演習(内容真偽の照合を徹底)
3週目 英作文テンプレート3種を完全習得・毎日1テーマ練習
4週目 同意語彙問題の集中特訓(語源学習+過去問演習)

3ヶ月目:仕上げ演習と時間配分の最終調整

取り組み
1週目 過去問5年分を60分の本番形式で通し演習
2週目 大問Ⅲ(英作文付き長文)に特化した集中練習
3週目 時間配分の最終調整・英作文を10分以内で仕上げる訓練
4週目 弱点補強・精神的な仕上げ

より詳しい医学部英語対策の全体像は、医学部英語で偏差値70の壁を越える「春の学習ロードマップ」もあわせてご覧ください。


まとめ

東京慈恵会医科大学医学部英語の特徴と対策をまとめます。

2026年度新形式の核心:
– 60分・長文3題・全設問英語
– 英訳・和訳廃止(2026年度から)
– 英文内英作文は継続(100語程度)
– 長文テーマ:医療倫理・生命科学・公衆衛生

合格するための3つの軸:
1. 内容真偽問題は必ず本文に戻って照合する(感覚で選ばない)
2. 医療倫理・生命科学の背景知識をAIで事前インプットする
3. 英作文テンプレートを習得してAI添削を毎日続ける

東京慈恵会医科大学は偏差値69.0と私立医学部3位の最難関ですが、英語は「読解精度」を高めることで確実に得点が積み上がる科目です。2026年度の形式変更を正確に把握したうえで、戦略的な対策をとることが合格への最短ルートです。

医学部予備校の選び方 完全ガイドもあわせて読むと、英語の個別指導選びに役立ちます。

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この記事を書いた人

英検1級・TOEIC990ホルダー。
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英語を「勉強」で終わらせず、キャリアと収入を上げるための「武器」に変える『Smart Skill Lab』管理人。

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