「大阪公立大学は共通テストで9割取れば勝負あり」。そう思っていませんか。実はその認識は危険です。2025年度入試から英語の配点は200点から300点へ増点され、英語・数学・理科が均等配点になりました。つまり英語は「落とせない科目」から「差をつける科目」に変わったのです。しかも出題は自由英作文が一切出ず、評論調の日本語を英語に直す「和文英訳一本」。ここで詰まる受験生を予備校講師として何度も見てきました。本記事は、大阪公立大学医学部の英語を「和文英訳で決まる試験」として捉え直し、AIを使って攻略する方法を解説します。
大阪公立大学 英語の基本データ【2026年版】

まず全体像を押さえましょう。大阪公立大学医学部医学科の二次試験英語は、制限時間100分・大問3題の記述型です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 100分 |
| 大問数 | 3題(長文読解2題+和文英訳1題) |
| 長文の分量 | 1題あたり600〜800語程度 |
| 和文英訳 | 下線部の日本語を英訳(評論・随筆調) |
| 自由英作文 | 出題なし |
| 出題テーマ傾向 | 理系・医療・科学系が中心 |
配点面では、共通テスト675点・二次試験900点の合計1575点で、二次の比重が約57パーセントです。共通テストのボーダーは87〜90パーセントと国公立医学部の中でも高水準ですが、二次の配点が大きいため、ここでの得点力が合否を分けます。年度により配点は変わるため、必ず大阪公立大学の公式募集要項で確認してください。
そして2026年に向けて押さえるべき変更点があります。2025年度入試から、二次試験の英語が200点から300点へ増点され、英語・数学・理科がそれぞれ300点の均等配点になりました。これまで「数学と理科で稼ぐ大学」という印象を持たれていましたが、英語の比重が明確に上がっています。
大阪公立大学英語「3つの特徴」を知れば対策が決まる
特徴1: 2025年度から英語が300点に増点された
前述の通り、英語は200点から300点へ増点され、英数理が均等配点になりました。英語が苦手な受験生にとっては痛手ですが、逆に言えば英語を武器にできる受験生には大きなチャンスです。共通テストで多少失敗しても、二次英語で挽回できる構造になっています。
特徴2: 自由英作文が出ない「和文英訳一本」
多くの国公立医学部が自由英作文を課す中、大阪公立大学は自由英作文を出しません。代わりに、下線部の日本語を英訳する和文英訳が独立した大問として出題されます。しかもその日本語は評論・随筆調で、日本語特有の抽象的な表現が使われます。直訳しようとすると、途端に手が止まります。
特徴3: 統合で「理系長文×文法語法」が融合した
大阪公立大学は2022年に大阪市立大学と大阪府立大学が統合して誕生しました。英語の出題には、旧大阪市立大学時代からの理系・医療テーマ長文の伝統に加え、旧大阪府立大学の文法・語法や和文英訳の要素が引き継がれています。過去問は統合前の両大学分にも目を通しておくと、傾向がつかみやすくなります。
合否を分ける「和文英訳」攻略法
和文英訳で失点しないために、以下の3ステップが有効です。
- 主語を補う: 日本語で省略された「誰が・何が」を必ず明示してから英訳する
- 和文和訳をはさむ: 「〜に思いを馳せる」のような表現は「〜について想像する」と平易な日本語に置き換えてから英語にする
- 知っている構文で書く: 難しい構文で勝負せず、確実に減点されない表現を選ぶ
Gou大阪公立の和文英訳は「英語力」より先に「日本語の読み替え力」が問われます。いきなり英訳せず、平易な日本語に直す一手間を挟むだけで得点が跳ね上がります。
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AIを使った大阪公立 英語 和文英訳攻略ロードマップ


和文英訳は独学だと「自分の英訳がなぜ減点されるのか」が分かりにくいのが難点です。AIを使えば、この弱点を可視化しながら精度を上げられます。
ステップ1(〜3ヶ月前): 理系語彙と和文和訳の土台づくり
ChatGPTやClaudeに医療・科学テーマの英文を作らせて語彙を固めつつ、「評論調の日本語を平易な日本語に言い換える」練習を並行します。AIに評論調の日本語文を作らせ、自分で和文和訳してから答え合わせすると効率的です。
ステップ2(〜1ヶ月前): 和文英訳の添削ループ
過去問の和文英訳を解いた後、AIに「大学入試の採点基準で添削し、減点理由と模範解答、そして和文和訳した場合の中間日本語も示して」と依頼します。中間日本語まで出させるのがコツで、自分の読み替えのどこが甘いかが見えます。
ステップ3(直前期): 100分通し演習で配分を固める
長文2題と和文英訳を通しで解き、時間配分を体に叩き込みます。和文英訳を後回しにすると時間切れで大量失点するため、必ず20〜25分を確保する配分に固定しましょう。
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併願戦略と予備校の選び方
大阪公立大学は、自由英作文が出ない点で千葉大学と共通し、理系・医療テーマ長文を軸にする点では浜松医科大学とも方向性が近い大学です。関西の公立としては京都府立医科大学と併願されることも多く、こちらはオール英語・200語英作文と傾向が大きく異なるため、対策の切り分けが必要です。




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まとめ
大阪公立大学医学部の英語は、100分・長文2題+和文英訳という構成で、自由英作文が出ない代わりに和文英訳の精度がそのまま得点差になります。2025年度から英語は300点に増点され、英数理が均等配点になりました。英語はもはや「守る科目」ではなく「差をつける科目」です。評論調の日本語は必ず平易な日本語に読み替えてから英訳する。この一手間を徹底し、AIで減点理由を可視化すれば、二次約57パーセントの配点を武器に変えられます。




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