「東海大学の英語、大問8題もあるの!?」
そうなんです。東海大学医学部の英語は70分で大問8題——単純計算で1題あたり9分弱という、私立医学部最多クラスの問題数を誇る試験です。長文・短文完成・言い換え・会話文・文整序・図表読み取り・和訳・英訳と、出題形式のバリエーションも全部入り。
しかし、恐れる必要はありません。1つ1つの問題の難易度は標準レベルで、出題パターンは毎年ほぼ固定。「解く順番の組み替え」と「形式ごとの型」さえ身につければ、むしろ得点が安定しやすい試験です。
本記事では、20年の予備校指導経験を持つ私Gouが、2026年度最新形式を徹底分析。東海大学医学部英語を70分で攻略するための全戦略を解説します。
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。
東海大学 医学部英語の基本データ

2026年度 試験の基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 70分 |
| 英語配点 | 100点 |
| 総合配点 | 300点(英語100+数学100+理科1科目100) |
| 形式 | マーク式(大問1〜6)+記述式(大問7〜8) |
| 大問数 | 8題 |
| 偏差値 | 65.0(河合塾) |
| 合格最低点 | 非公表(目標65%程度) |
| 実質倍率 | 約16.7倍(2025年度・繰り上げ含む) |
英語単体の目標得点は65点前後(65%)が現実的な合格ラインです。
2026年度 大問構成と出題内容
| 大問 | 形式 | 内容 | 問数 | 目安時間 |
|---|---|---|---|---|
| 大問1 | マーク | 長文読解(約700語・内容一致) | 6〜8問 | 18分 |
| 大問2 | マーク | 短文空所補充(文法・語法・語彙) | 10問 | 6分 |
| 大問3 | マーク | 語句言い換え(文脈での同意表現) | 10問 | 5分 |
| 大問4 | マーク | 会話長文(300〜400語×2題) | 6問 | 12分 |
| 大問5 | マーク | 文整序(4つの英文を並べ替え) | 4問 | 5分 |
| 大問6 | マーク | 図表読み取り(グラフ・表の空所補充) | 数問 | 6分 |
| 大問7 | 記述 | 下線部和訳(20〜30語程度) | 2〜3問 | 8分 |
| 大問8 | 記述 | 下線部英訳 | 2〜3問 | 8分 |
Gou大問8題で問題形式は7種類以上。「いろんな形式を、速く、ミスなく」が東海大英語の本質です。1つの形式に固執して時間を溶かすことが最大の敗因になるため、形式ごとに「何分で切り上げるか」を事前に決めておくことが重要です。
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東海大学 医学部英語の3つの特徴
特徴①:私立医学部最多クラスの「大問8題」
70分で大問8題は、私立医学部の中でも最多クラスです。北里大学(70分7題)よりさらに多く、1題あたりの持ち時間は9分弱。「考え込む時間」はほぼゼロという前提で設計された試験です。
ただし、問題そのものの難易度は標準。求められているのは深い思考力ではなく、即断即決の処理速度と切り替えの速さです。
特徴②:図表読み取り問題(大問6)という独自形式
円グラフ・棒グラフ・折れ線グラフ・表などのデータを読み取り、それを説明する英文の空所を埋める問題です。私立医学部ではかなり珍しい出題で、数値を表す英語表現がカギになります。
| 頻出表現 | 意味 |
|---|---|
| approximately / roughly | 約・およそ |
| one-third / two-thirds | 3分の1 / 3分の2 |
| account for 〜% | 〜%を占める |
| nearly half | ほぼ半数 |
| twice as many as | 〜の2倍 |
| a slight increase / a sharp decline | 微増 / 急減 |
過去には「大学生向けメッセージングアプリの調査データ」など、身近なテーマの統計が出題されています。共通テストの図表問題に近い感覚で対策できます。
特徴③:最後に待つ「和訳・英訳」の記述2題——ここで差がつく
大問7(和訳)・大問8(英訳)は記述式で、近年難化傾向にあり、最も点差がつくパートです。マーク問題で全員が一定の点を取る中、記述の完成度が合否を分けます。



「マークの6題で時間を使い切って、記述2題が白紙」——これが東海大英語で最ももったいない失敗パターンです。記述16分を死守するために、マーク6題を52分以内で終える設計が必要です。
大問別 傾向と攻略法
大問1:長文読解(約700語・18分)
傾向
700語程度の長文に内容一致問題が6〜8問。テーマは医療・科学・社会など幅広く、設問は素直で文意が取れれば解ける問題が中心です。
攻略法
- 設問先読みで「何を探すか」を決めてから本文へ
- パラグラフごとに要旨をつかみ、設問の根拠箇所と照合する
- 18分を超えそうなら、残りの設問は仮マークして次へ
大問2・3:短文空所補充&語句言い換え(計11分)【スピード勝負の得点源】
傾向
- 大問2: 文法・語法・語彙の4択空所補充が10問
- 大問3: 下線部の語句を文脈に応じて言い換える問題が10問
どちらも知識の即答力が問われます。1問30秒ペースで処理できれば、後半に大きな貯金ができます。
攻略法
- 大問2は6分・大問3は5分——1問30秒の即断を徹底
- 語彙はシステム英単語・鉄壁レベル+熟語を確実に
- 言い換え問題は「字義」ではなく「その文脈での意味」で選ぶ
- 迷ったら2択に絞って即決(後で戻らない)
大問4:会話長文(2題・12分)
傾向
300〜400語のやや長い会話文が2題。日常会話に加え、議論・説明調の対話も出題されます。空所補充と内容一致が中心です。
攻略法
- 会話の「流れ」と「話者の立場の違い」を追う
- 空所の前後の発言との整合性で判断する
- 口語表現(idiom)は過去問で頻出のものを整理しておく
大問5:文整序(4問・5分)
傾向
4つの英文を意味が通る順序に並べ替える問題です。杏林大学の文整序と同系統で、論理マーカーと代名詞がヒントになります。
攻略法
- 最初の文(話題の導入)を特定する
- 接続詞(however, therefore等)と代名詞(it, this, they)の指示対象を追う
- 2通りで迷ったら「時系列・抽象→具体」の原則で判断
大問6:図表読み取り(6分)【東海大の名物・確実に取る】
傾向
グラフや表のデータを説明する英文の空所を埋める形式。データと英文の照合が正確にできれば確実に取れるため、対策した受験生にとっては絶好の得点源です。
攻略法
- 数値表現(approximately, one-third, account for等)を事前に総整理
- まず図表のタイトル・軸・単位を確認してから英文へ
- 「最大・最小・急増・急減」のポイントに印をつけながら読む
- 共通テストの図表問題・グラフ問題が良い練習材料になる
大問7・8:和訳・英訳(記述・計16分)【合否を分ける最重要パート】
傾向
- 大問7: 長文中の下線部和訳(20〜30語程度)が2〜3問
- 大問8: 日本語の下線部を英訳する問題が2〜3問
近年難化傾向にあり、構文の正確な把握と自然な日本語・英語への変換力が問われます。
攻略法
和訳(大問7):
– 構文(SVOC・修飾関係)を確定してから訳す
– 直訳→日本語として自然な語順への再構成を意識
– 知らない単語は文脈から推測し、空欄にしない
英訳(大問8):
– 難しい日本語は「簡単な日本語に言い換えてから」英訳(和文和訳)
– 完璧な英文より「文法ミスのない英文」を優先
– 書いたら「三単現・冠詞・時制」の3点チェック
和訳・英訳の独学最大の壁は「自分の答案が何点か分からない」こと。ChatGPTやClaudeに「東海大学医学部の採点者として、以下の和訳を10点満点で採点し、減点理由と模範解答を示してください」と依頼すれば、毎日でも無料で添削サイクルが回せます。LINE特典に東海大向け添削プロンプトを収録しています。
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推奨の解く順番:「短い問題」から片付ける
東海大英語は大問の順番通りに解く必要はありません。推奨は「短時間で終わる知識問題→図表→長文→記述」の順です。
| 順番 | 大問 | 内容 | 目安時間 | 累計 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 大問2 | 短文空所補充 | 6分 | 6分 |
| 2 | 大問3 | 語句言い換え | 5分 | 11分 |
| 3 | 大問5 | 文整序 | 5分 | 16分 |
| 4 | 大問6 | 図表読み取り | 6分 | 22分 |
| 5 | 大問1 | 長文読解 | 18分 | 40分 |
| 6 | 大問4 | 会話長文 | 12分 | 52分 |
| 7 | 大問7 | 和訳(記述) | 8分 | 60分 |
| 8 | 大問8 | 英訳(記述) | 8分 | 68分 |
| 9 | 見直し | マーク・記述確認 | 2分 | 70分 |
鉄則: 「52分の壁」——マーク6題を52分で終える
この解き順の狙いは2つあります。
- 序盤22分で「知識・形式もの」4題を回収——脳が疲れていないうちに即答系を片付け、リズムを作る
- 記述の16分を死守——最も差がつく和訳・英訳を、焦らず書ける状態で迎える
長文(大問1・4)で時間が押した場合も、52分経過時点で強制的に記述へ移ること。マークの1問(1〜2点)より記述の1問(配点大)の方が重いからです。



解く順番を変える戦略は、必ず過去問演習で「自分の型」として固めてから本番に臨んでください。本番で初めて順番を変えると、マークずれ事故のリスクが上がります。演習時からマーク位置の確認をセットで習慣化しましょう。
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大問8題の高速処理は基礎の自動化がすべて。文法・語法を映像で総ざらいできるので、1問30秒の即答力づくりに向いています。
合格に向けた学習ロードマップ
フェーズ1(半年前まで):基礎固め
| 学習内容 | 目標 |
|---|---|
| 英単語 | システム英単語・鉄壁レベルを完成 |
| 文法 | ネクステージ・Vintageを完璧に(大問2対策に直結) |
| 英作文基礎 | 基本例文100〜150を暗唱(英訳の土台) |
フェーズ2(3〜半年前):形式別の型を作る
| 学習内容 | 目標 |
|---|---|
| 多形式演習 | 長文・会話文・文整序・図表をバランスよく週5本 |
| 数値表現 | 図表問題の頻出表現を総整理(approximately等) |
| 和訳・英訳 | 週5題・添削を受けて書き直す習慣 |
フェーズ3(直前3ヶ月):過去問攻略
| 学習内容 | 目標 |
|---|---|
| 東海大過去問 | 5年分以上を本番形式(70分)で演習 |
| 解く順番の確立 | 「短い問題から」の自分の型を固定する |
| 52分の壁 | マーク6題52分以内を毎回計測・記録 |
東海大学 医学部英語 よくある質問
Q. 大問8題もあって全部終わりません。どうすればいいですか?
A. まず「解く順番」を見直してください。大問1から順番に解くと、序盤の長文で時間を使いすぎて後半が崩壊しがちです。短時間で終わる大問2・3・5・6を先に22分で回収し、長文→記述と進む順番に変えるだけで、完走率は大きく上がります。それでも間に合わない場合は、知識問題の即答力(1問30秒)を鍛えるのが最優先です。
Q. 図表問題はどう対策すればいいですか?
A. ①数値表現の英語(approximately, one-third, account for, twice as many as等)を一覧で覚える、②共通テストの図表・グラフ問題で「データと英文の照合」の練習をする、③過去問で東海大の出題パターンに慣れる——の3ステップで十分対応できます。対策が手薄な受験生が多いので、確実な得点源にできます。
Q. 和訳・英訳の配点は高いのですか?
A. 配点の詳細は非公表ですが、記述2題(大問7・8)はマーク問題より1問あたりの配点が重いと考えられており、近年難化していることもあって最も点差がつくパートです。マークで稼いで記述は捨てる、という戦略は通用しにくいので、記述対策(週5題+添削)を必ず学習計画に組み込んでください。
Q. 理科が1科目なのは本当ですか?
A. はい。東海大学医学部の一般選抜(一次)は英語100点・数学100点・理科1科目100点の計300点です。理科の負担が軽い分、英語と数学の完成度が合否に直結します。英語で65%を安定して取れる力は、他の医学部以上に重要です。
まとめ:東海大英語攻略の3つの柱
① 解く順番を「短い問題から」に組み替える
大問2→3→5→6を序盤22分で回収し、長文→記述へ。順番通りに解かないことが完走の鍵。
② 「52分の壁」でマークを切り上げ、記述16分を死守する
最も差がつく和訳・英訳を焦らず書ける状態で迎える。マークの1問より記述の1問が重い。
③ 図表問題は数値表現の事前整理で確実な得点源にする
approximately・one-third・account for——知っていれば数秒、知らなければ失点。対策の差がそのまま点差になる。
東海大学の英語は、大問8題という数字だけ見ると圧倒されますが、その実態は「標準問題×多形式×時間勝負」。つまり、戦い方を知っているかどうかで結果が大きく変わる試験です。
解く順番の型、形式ごとの処理時間、記述の添削サイクル——この3つを過去問演習で固めれば、70分・8題は「怖い試験」から「得点を計算できる試験」に変わります。
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