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大分大学 医学部英語の傾向と対策【2026年版】|英語100点は面接150点より軽い。狙うのは6割

大分大学医学部医学科 英語の傾向と対策 - 英語100点は面接150点より軽い配点構造から6割を狙う2026年版戦略

英語の講師がこう書くのは変に聞こえるかもしれませんが、大分大学医学部医学科を目指すなら最初に知っておくべき事実があります。二次試験550点の内訳は、英語100点、数学100点、理科200点、そして面接150点。英語は理科の半分で、面接よりも軽い。全体1050点で見れば、二次の英語はわずか9.5%です。それでいて出題される英文は医療・福祉テーマが中心で、医学関連の語彙を多く含み、難易度はやや高めだとされています。労力と配点が釣り合わない科目、というのが大分大英語の正体です。だからこそ設計が要ります。本記事は、この配点構造から逆算して「最短で6割」を取る方法をまとめます。

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目次

大分大学 医学部英語の基本データ【2026年版】

大分大学医学部医学科 英語試験の基本データと配点を示す図解

まず数字で全体像をつかみます。大分大学医学部医学科の前期日程は、共通テスト500点と個別学力検査(二次試験)550点、合計1050点で合否が決まります。

項目 内容
英語の試験時間 80分
英語の配点 100点
大問数 3題(すべて長文読解)
大問1 下線部和訳・内容説明が中心。指示代名詞の内容を明示させる設問も
大問2 脱文挿入と語句整序の複合問題
大問3 空所補充。語を正しい形に変化させて答える(主に動詞の語形変化)
出題テーマ 医療・福祉に関係する自然科学系、あるいは物語系の文章
難易度 やや難しめとされる。医学関連の語彙を多く含む
二次の内訳 英語100点・数学100点・理科200点・面接150点=550点
共通テスト 500点
二次比率 約52%(550点/1050点)。共通テストと二次がほぼ1対1
2025年度 合格最低点 783.50点/1050点(74.6%)
2025年度 合格者平均 817.33点(77.8%)。最高点888.50点(84.6%)
2025年度 倍率 志願倍率4.4倍、実質倍率2.2倍
募集人員 一般前期55名、地元出身者枠10名
英語の目標点 100点中60点程度とされる

この表で押さえてほしい数字が3つあります。

1つめは英語100点という軽さです。二次550点のうち18%、全体1050点で見れば9.5%。国公立医学部には英語300点という大学もあることを考えると、大分大の英語の比重は明確に低い部類です。

2つめは面接150点という重さです。英語より50点も大きい。集団面接で実施されるとされており、ここを軽視すると学科でどれだけ積んでも届きません。英語の勉強時間を削ってでも面接準備に時間を割く価値がある配点です。

3つめは理科200点という主役の存在です。二次の学科試験400点のうち半分が理科。大分大は理科で決まる大学だと言い換えてもいい設計です。

なお共通テストの教科別の圧縮方法や面接の実施形式は、資料によって記載が異なります。また英語の試験時間と大問数についても、資料によって80分・3題とする記載と、それ以外の記載が見られます。配点や試験時間は年度によって改定されますので、出願前に必ず大分大学の公式募集要項と最新の過去問で確認してください。


大分大英語の正体は「割に合わない試験」

配点は軽いのに、英文は重い

大分大の英語で受験生が消耗する理由は単純です。配点と労力が釣り合っていないからです。

出題される英文は、医療・福祉に関係する自然科学系あるいは物語系の文章が中心で、医学関連の語を多く含むためやや難しめだとされています。3題すべてが長文読解で、大問1では下線部和訳や内容説明といった論述が要求されます。

普通に考えれば、これは相当な準備を要する試験です。医療語彙を仕込み、精読力を上げ、和訳の訓練を積む。ところがその見返りは100点。同じ時間を理科に投じれば200点分の試験に効きます。

ここで多くの受験生が判断を誤ります。「英語が難しいらしい」と聞いて、英語の勉強時間を増やしてしまう。難しさと配点は別の話です。難しい科目に時間を注ぐのではなく、配点の大きい科目に時間を注ぐのが総得点を最大化する道です。

目標は100点中60点。それ以上は狙わない

英語の目標は100点中60点程度とされています。この数字を低すぎる目標だと感じるかもしれませんが、合理的です。

仮に英語を80点まで引き上げたとします。多くの受験生の得点帯から20点上振れするために必要な学習時間を考えてください。その同じ時間を理科に投じて200点満点で10点伸ばせるなら、後者のほうが効率は良い。しかも理科は英語と違い、演習量が得点に直結しやすい科目です。

さらに面接150点があります。集団面接とされており、練習の有無で結果が変わる領域です。ここに時間を割かない理由がありません。

だから大分大の英語対策は「捨てない、しかし過剰投資しない」が正解になります。6割を確実に取り、そこで止める。止める判断ができるかどうかが、この大学では総得点を左右します。

Gou

英語講師が「英語をやりすぎるな」と言うのは妙な話ですが、配点表を見れば結論は変わりません。大分大で私が生徒に出す指示は「英語は週4日、1日45分まで」です。余った時間は理科と面接へ。英語で1点取るコストと、理科で1点取るコストが違うのだから、投資先を変えるのは当然です。


大問別攻略法(和訳・脱文挿入・語形変化)

大問1 和訳は「指示代名詞を開く」だけで点が変わる

大問1は下線部和訳と内容説明が中心とされ、指示代名詞の内容を明示して訳させる設問も出るとされています。ここが英語の得点の柱です。

和訳は部分点が最も取りやすい設問です。完璧でなくても、構文が取れていれば点は積み上がります。だから白紙が最大の損になります。

減点を防ぐ確認事項は決まっています。指示代名詞(it / this / they / such)を本文の具体的な中身に置き換えたか。関係詞節がどの語を修飾しているかを取り違えていないか。無生物主語を「〜によって」「〜のおかげで」と自然な日本語にしたか。否定語の位置は正しいか。比較の対象を訳し漏らしていないか。

とくに1つめが大分大では重要です。it を「それ」と訳したままの解答は、内容を理解していないと判断されます。下線部に代名詞があったら、まず本文をさかのぼって中身を特定してから訳し始めてください。

内容説明では、設問が求めているのが理由か言い換えかを最初に確認し、文末を揃えます。「どういうことか」なら「〜ということ。」、「なぜか」なら「〜から。」。それだけで拾える点があります。

大問2 脱文挿入は3つの手がかりで決まる

大問2は脱文挿入と語句整序の複合問題だとされています。脱文挿入は感覚で解く受験生が多いのですが、判断材料は3つしかありません。

1つめは指示語と代名詞です。挿入する文に it / this / these / such があれば、その中身が直前になければなりません。

2つめは接続表現です。However、Therefore、For example、In addition が文頭にあれば、前後の論理関係が確定します。

3つめは冠詞です。a から the への変化を追ってください。挿入文に the が付いた名詞があるなら、その名詞は前に初出(a)のはずです。

候補位置を決めたら、そこに入れて前後2文を通読する。話の流れが切れないかを確認するのが最終判定です。

語句整序は手順で処理します。文全体の主語と動詞を決め、選択肢の動詞が要求する形(to 不定詞か動名詞か that 節か)を確定させ、前置詞とその目的語をセットで固める。関係詞や接続詞があればそこで文を2つに割り、残りを埋めて主語と動詞の一致を確認する。

大問3 語形変化は最も効率よく点が取れる

大問3は、文中の空所に適切な語を選び、正しい形に変化させて答える形式とされています。主に動詞の語形変化です。

ここは配点あたりの取りやすさが最も高い大問です。長文の内容理解に依存せず、文法知識だけで処理できるからです。時間をかけずに確実に拾ってください。

判断の順番は、空所が述語動詞か準動詞かを判定し、述語動詞なら時制と態を決め、主語の数に合わせる。準動詞なら直前の動詞や前置詞が要求する形を確認する。

材料も限られています。前置詞の直後は動名詞。enjoy、avoid、finish、mind、consider、suggest の後は動名詞。want、decide、hope、promise、refuse の後は to 不定詞。remember、forget、try、stop は両方取れて意味が変わる。主語が動作を受ける側なら受動態。時を表す副詞節では未来のことでも現在形。

書いたあとに見るべきは2点だけです。主語と動詞の一致、時制の統一。この2つで落とす受験生が最も多いところです。

80分の時間配分

推奨する配分は次の通りです。

  • 35分 大問1(和訳・内容説明)
  • 20分 大問2(脱文挿入・語句整序)
  • 15分 大問3(語形変化)
  • 10分 見直し(主語と動詞の一致・時制を最優先)

大問1に最も時間を割きます。論述中心で部分点が積める一方、急ぐと日本語が崩れるからです。

ただし大問3から入る選択肢もあります。語形変化は短時間で確実に得点でき、先に片づけると精神的に安定します。どちらが合うかは通し演習で決めてください。

和訳で手が止まったら飛ばして次へ。80分は長くありません。1問に5分以上かけていたら、そこは沼です。

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医療語彙は「注釈が付かない範囲」だけ覚える

大分大の英文は医学関連の語を多く含むとされています。ここで暗記の沼にはまる受験生が毎年います。

原則は3つです。

第一に、専門用語には注釈が付くことが多いということ。注釈が付く語を必死に覚えても、その労力は回収できません。

第二に、覚えるべきは注釈が付かないレベルの医療周辺語だということ。symptom、chronic、infection、treatment、diagnosis、clinical trial、welfare、caregiver、life expectancy、public health。この層です。

第三に、英語は100点しかないということ。語彙暗記に月20時間かけるなら、半分を理科に回すほうが総得点は伸びます。

症状と状態、治療と医療行為、研究と統計、制度と福祉、倫理。この5分野で200語も押さえれば、大分大の英文は十分に読めます。それ以上の深掘りは、この配点では投資対効果が落ちます。

物語系の文章が出る年もあるとされている点にも注意してください。医療語彙だけを固めても、物語文の心情描写や口語表現には対応できません。読解素材は医療系に偏らせず、標準的な長文問題集を1冊きちんと回すほうが安全です。


AIを使った大分大学英語 ロードマップ

大分大学医学部医学科 英語対策のAI活用ロードマップを示す図解

大分大の英語で独学が詰まるのは和訳です。自分の日本語が減点されるかどうかは、模範解答と見比べても判断しづらい。表現が違うだけなのか、構文を取り違えているのか、区別がつかないからです。ここはAIで埋められます。

ステップ1(6ヶ月前まで): 語彙は200語で止める

医療福祉テーマの語彙を、5分野200語に絞って仕込みます。それ以上は追いません。

並行して、構文把握の練習をしてください。大分大の和訳で失点する原因は語彙よりも構文です。関係詞がどこにかかるか、分詞構文をどう訳すか、比較の対象は何か。ここが取れていれば、多少知らない語があっても文脈で処理できます。

AIにはこう頼みます。「大学入試レベルの英文を5つ作ってください。それぞれに関係詞節、分詞構文、比較、無生物主語のいずれかを含めてください。日本語訳はまだ書かないでください。私が訳したあとに採点してください」。

ステップ2(3ヶ月前まで): 和訳を週2本、AIに削らせる

添削の指定はこうです。「以下は大学入試の下線部和訳の答案です。褒めないでください。減点される箇所だけを、構文の取り違え、語の意味の取り違え、日本語として不自然な箇所の3種類に分類して列挙してください。とくに指示代名詞を具体的な内容に置き換えられているかを確認してください。模範解答は書かず、私の答案を最小限だけ直した修正版を最後に示してください」。

指示代名詞の確認を明示的に入れるのが、大分大向けのカスタマイズです。ここを毎回チェックさせることで、癖として身につきます。

語形変化の練習素材も自作できます。「大学入試レベルの空所補充問題を15問作ってください。文中の空所に入る動詞を与え、正しい形に変化させる形式にしてください。動名詞と不定詞で意味が変わる動詞、受動態、仮定法、時を表す副詞節を含めてください。解答と1行の理由を最後にまとめて出してください」。15分で回せる分量です。

ステップ3(直前期): 英語は維持に切り替える

直前期にやるべき最も重要な判断が、英語を維持モードに落とすことです。

80分の通し演習を2週に1回。それ以外の日は語形変化15問と和訳1問、合わせて30分程度。これで6割は維持できます。

浮いた時間は理科200点と面接150点へ回してください。面接は集団面接で実施されるとされており、志望理由、地域医療への考え、チーム医療についての質問に自分の言葉で答える準備が要ります。ここは練習した人としない人で明確に差が出る領域です。

配点が投資先を決める。この原則を最後まで手放さないでください。


併願戦略と予備校の選び方

大分大学を志望する九州の受験生にとって、共通テストの結果次第で宮崎大学や佐賀大学が出願変更の候補になります。ただし英語の設計はまったく違います。

大分は80分・100点で読解中心、英語の比重が低い設計。宮崎は90分・200点でほぼ全問記述、設問文もすべて英語です。佐賀は100分・大問4題でほぼ全問記述、300字要約と図表英作文が出ます。

つまり大分から宮崎や佐賀に切り替えると、英語の負荷が一気に上がります。逆に他大学から大分に切り替える場合は、英語の勉強時間を減らして理科と面接に振り替える判断が必要です。出願校の変更は科目の配分変更を伴う、と考えてください。

共通テストと二次がほぼ1対1の設計ですから、共通テスト対策の質も合否に直結します。現役生で学習時間の確保が難しい場合は、スキマ時間に使える映像講座が有効です。

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まとめ

大分大学医学部医学科の英語は、80分・100点で大問3題。すべて長文読解で、医療・福祉テーマが中心とされています。

やるべきことは3つです。第一に、配点を正しく理解すること。二次550点の内訳は英語100点、数学100点、理科200点、面接150点。英語は理科の半分で、面接よりも軽い。難易度ではなく配点で投資先を決めてください。

第二に、目標を100点中60点に固定すること。捨てない、しかし過剰投資しない。和訳で部分点を積み、語形変化を確実に拾えば6割は届きます。

第三に、医療語彙を追いすぎないこと。専門用語には注釈が付くことが多く、覚えるべきは注釈が付かないレベルの周辺語です。5分野200語で十分です。

数字も正しく持ってください。共通テスト500点と二次550点で合計1050点、二次比率は約52%。2025年度の前期一般枠は合格最低点783.50点(74.6%)、合格者平均817.33点(77.8%)、実質倍率2.2倍でした。

全体で75%。英語は6割でいい。その代わり理科200点と面接150点で積む。それが大分大で最も再現性のある戦い方です。

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この記事を書いた人

英検1級・TOEIC990ホルダー。
「根性論の英語学習」はもう終わりです。AI(ChatGPT/DeepL)を駆使して、最短距離で英語力をハックする方法を発信中。
英語を「勉強」で終わらせず、キャリアと収入を上げるための「武器」に変える『Smart Skill Lab』管理人。

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