「金沢大学の英語、過去問を開いたら設問まで全部英語で驚いた」——その驚き、正しい反応です。金沢大学(医薬保健学域医学類)の二次英語は、設問も解答もすべて英語という「完全オール英語(英問英答)」形式。日本語の和訳や内容説明に慣れた受験生ほど戸惑う、国内でもほとんど例のないユニークな出題です。
しかも金沢大は共通テスト:二次=約3:7(950:2100)という、国公立でも屈指の二次重視配点。共テの比重が3割以下しかないため、二次英語の出来がそのまま合否を直撃します。英語で問いを理解し、英語で答え、英語で意見を書く——この「英語で完結する力」を鍛えた受験生が、金沢では圧倒的に有利になります。
本記事は、金沢大学医学類の英語の出題傾向を分解し、合否を分ける「英問英答」と「オール英語の記述・英作文」を、AI活用も含めて攻略する方法を解説します。なお、私立の金沢医科大学とは別大学なので混同にご注意ください。
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金沢大学 英語の基本データ【2026年版】

まずは金沢大学医学類の配点構造と二次英語の中身を正確に押さえましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 配点比率 | 共通テスト:二次=約3:7(950:2100)の超二次重視 |
| 大問構成 | 3題(長文読解2題+自由英作文1題) |
| 長文の分量 | 大問1・2は約750〜900語 |
| 解答形式 | 設問も解答も全て英語(オール英語・英問英答) |
| 自由英作文 | 80〜120語程度(英語で出題) |
| 難易度 | 読解・英作文とも標準レベル(英文は読みやすい) |
最大の特徴は、設問も解答も英語という「完全オール英語」形式です。英文や英作文のレベル自体は標準的ですが、日本語を介さず英語で処理する形式に慣れているかどうかで、大きな差がつきます。
「英問英答」——英語で問われ、英語で答える
金沢大の設問は、内容説明も理由説明も英語で問われ、英語で答えます。和訳や日本語の内容説明が中心の多くの大学とは、頭の使い方が根本的に違います。本文を英語で言い換え、設問に正対した英文で答える練習を積んでいるかが、本番の安定感を決めます。
二次比率7割——共テの失点を二次で取り返せる
金沢大は共テ:二次=約3:7と、二次の比重が極めて大きい配点です。これは、共テで多少取りこぼしても二次で挽回できるということ。逆に言えば、二次英語を含む二次力を磨くことが、他のどの国公立よりも合否に直結します。二次重視の受験生にとっては、努力が報われやすい配点です。
英文・英作文は「標準レベル」——形式慣れが勝負
金沢大の英文は構造が読み取りやすく、テーマも理解しやすいものが多いです。自由英作文も日常的な表現や基本構文で対応できます。つまり難しさで差がつくのではなく、「オール英語の形式に慣れているか」で差がつく試験です。過去問演習の効果が非常に高い大学でもあります。
国公立医学部全体の共テ×二次の設計は、こちらの総論ガイドで確認できます。

また、国公立医学部の二次英語を出題タイプ別に比較した横断マップもあわせてどうぞ。金沢がどのタイプかが一目で分かります。

Gou金沢大は「オール英語+二次比率7割」。英文の難しさより形式慣れが勝負で、二次重視だから努力が報われやすい医学部です。
金沢大学英語「3つの特徴」を知れば対策が決まる
金沢大学の英語で差がつく特徴を3つに分解します。構造が分かれば、対策の優先順位が決まります。
特徴1:完全オール英語——「英語で考える回路」が必要
設問も解答も英語のため、日本語で考えてから英訳していては間に合いません。英語で問いを理解し、英語のまま答えを組み立てる回路を作ることが最優先です。この回路は、英問英答形式の演習を繰り返すことでしか鍛えられません。
特徴2:二次比率7割——「二次英語」への投資効果が最大
共テの比重が3割以下しかないぶん、二次英語に投じた努力がそのまま得点に跳ね返ります。国公立の中でも際立って二次重視なので、記述・英作文の完成度を上げることが、合格への最短ルートです。
特徴3:標準レベル×形式慣れ——過去問の価値が高い
英文も英作文も標準レベルなので、難問対策より「金沢の形式に慣れること」が重要です。設問構成が例年似ているため、過去問演習の効果が非常に高い大学です。同じくオール英語・英問英答の要素を持つ大学の過去問も、良い練習材料になります。
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✅ 英問英答(英語で答える)解答テンプレート
✅ オール英語 自由英作文(80〜120語)テンプレート
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合否を分ける「英問英答」と「オール英語記述」攻略法
金沢大で英語を得点源にする鍵は、英問英答の型とオール英語への慣れです。具体的なアプローチを解説します。
英問英答は「疑問詞に正対+パラフレーズ」
英問英答で高得点を取るコツは、設問の疑問詞(What / Why / How)に正面から答え、本文を丸写しせず自分の言葉で言い換えることです。主語と動詞のある完全な文で、語数指定を守って答えます。日本語を介さず英語で組み立てる練習を、日々の演習に組み込みましょう。
自由英作文80〜120語は「基本構文で確実に」
自由英作文は標準テーマなので、難しい表現に挑む必要はありません。理由を2つに絞り、それぞれ具体例を添える型で、基本構文を使って確実に書き切りましょう。英作文の型づくりと添削のコツは、こちらの記事で詳しく解説しています。


同型大学の過去問も活用する
金沢大と同じく英問英答の要素を持つ大学の過去問は、良い練習材料になります。たとえば、英数2科目型で記述・自由英作文を課す旭川医科大学は、英語で答える設問の演習相手として参考になります。


記述・英作文は「添削」で伸びる、なければAIで代用
英問英答も英作文も、自分では英語の自然さや設問への正対を判断しにくいものです。毎日添削を頼める環境がない人は、ChatGPTやClaudeを「24時間いる添削講師」として使いましょう。「金沢大学の採点官として、設問への正対とパラフレーズを英語で厳しく見て」と指示すれば、答案の弱点が即座に見えます。



金沢大対策はAIに「英語で問い英語で答える」演習を作らせるのが最短。英語で考える回路は、量をこなすほど自然に身につきます。
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AIを使った金沢 英語 二次重視ロードマップ


ここからは、本番の戦い方と、二次重視型ならではの学習計画を示します。
本番の時間配分モデル
長文2題(英問英答)と自由英作文を処理するための、目安となる配分の考え方です(試験時間は募集要項で要確認)。
| 順番 | 取り組む内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 1・2番目 | 長文1・2(英問英答) | 設問を英語で読み、英語で正対して答える |
| 3番目 | 自由英作文(80〜120語) | 基本構文で理由2つ+具体例 |
| 最後 | 見直し | 冠詞・時制・単複、設問への正対を確認 |
英文が標準レベルなので、時間より「英語で答える精度」に集中しましょう。パラフレーズと文法の正確さが得点を左右します。
年間ロードマップ(二次重視型の配分)
| 時期 | 共通テスト対策 | 二次(金沢)対策 | AI活用法 |
|---|---|---|---|
| 春〜夏 | 語彙・文法・構文の基礎固め | 英問英答の基礎練習+英語で答える回路づくり | 英語設問の演習をAIで量産 |
| 夏〜秋 | 時間制限つき長文演習 | 過去問演習+自由英作文の型習得 | 答案をAIに英語で添削させる |
| 秋〜冬 | R/L過去問で得点固め | 過去問の反復+添削サイクル | 弱点パターンをAIで記録 |
| 直前期 | 共テ総仕上げ | 通し演習+オール英語の最終慣らし | 類題をAIで量産し本番慣れ |
二次比率7割だからこそ、二次英語に厚く投資するのが金沢の正解です。オール英語の形式慣れは、早くから過去問で積み上げましょう。共テR対策の時短術は、こちらの速読術も役立ちます。


併願戦略と予備校の選び方
金沢は二次重視・オール英語。その特性を活かした併願を組みましょう。
併願戦略
金沢で鍛えた「英語で答える力」は、記述型の私立医学部でも通用します。私立医学部の出題タイプ別の全体像は、横断マップで俯瞰すると併願校を選びやすくなります。


同じ国公立では、設問指示まで英語で多量英文を読ませる滋賀医科大学が、オール英語という点で対策の互換性が高い相手です。過去問演習の相手として参考になります。


教材・予備校の選び方
金沢対策は、二次のオール英語対策が最重要です。現役生で効率よく基礎を固めたい人には、共通テスト対策から二次の英文法・英作文まで体系的に学べるスタディサプリが手軽です。
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共通テスト対策と二次向けの英文法・英作文講座が定額で受け放題。オール英語対策の土台となる基本構文の整理に最適でした。
一方、すでに浪人が決まっている高卒生で「今年こそ国公立医学部へ」という人は、医学部専門予備校の完全個別カリキュラムが、英問英答・英作文の添削と二次重視の逆算計画づくりに力を発揮します。
京都医塾 高卒生プログラム
完全個別カリキュラムで、英語で答える答案の添削指導を毎日受けられる環境です。二次重視・オール英語の金沢対策と相性良好です。
まとめ:金沢の英語は「オール英語への慣れ」で決まる
金沢大学 医学類の英語攻略法を整理します。
- 二次英語: 長文読解2題(約750〜900語)+自由英作文80〜120語。設問も解答も全て英語
- 最大の特徴: 完全オール英語(英問英答)。英文・英作文は標準レベルで、形式慣れが勝負
- 配点: 共テ:二次=約3:7の超二次重視。二次英語への投資効果が国公立屈指
- 合否の分岐点: 英語で問い英語で答える回路と、パラフレーズ・文法の正確さ
- 勝つ戦略: 英問英答の型+基本構文の英作文+過去問反復。答案はAIに英語で添削させる
金沢大の英語は、難しさではなく「オール英語の形式にどれだけ慣れたか」で決まります。二次重視の配点なので、二次英語に厚く投資した受験生が確実に報われます。AIを「英語で問い英語で答える演習の生成器」「24時間の添削講師」として使えば、独学でもオール英語を効率よく仕上げられます。
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